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東木宏充 青磁菓子鉢(完全受注生産品)

伝統の手法と現代的なデザインの融合
口のラインを鋭く変化させ、造形的に形をゆがめ独特のラインに仕上げることを楽しんだ器です。青磁のごとく、口は淵が茶色になっている紫口鉄足。釉調は、緑色の天竜寺系のおちついた色調です。
造形からいって現代的な器で重厚で渋みのある色彩と新しい造形がよくマッチングしています。ですから、この器の使い方も、菓子鉢に限らず、使い手によってさまざまな使い方があるでしょう。
九谷焼は色絵だけだと思っている方が多いのですが、決してそんなことはありません。色絵以外でも、寂手、白手、藍手など、さまざまな手法があります。しかし、その流れが、現代になかなか伝わってきていません。この作品はこうした隠れた九谷焼の伝統を大切にした東木のこだわりがあります。
東木の真骨頂は造詣です。自らが窯主をしている妙須晃山窯は、九谷焼の窯元でも屈指の伝統を持つ窯元。長い伝統によって洗練された手法と、東木独特のラインが秀でている現代的なデザインとが融合し、新たな世界をつくりだしています。
作品とは、作家の心そのもの
素材を生かし、自然のままに
九谷焼は、白くきれいな磁器をつくれば良いと思っている人が多いのですが、それなら、工業製品の方が白いのです。人の心を感動させる味わいというものは、どこから感じるのでしょうか。それは、土そのもののもっている魅力や、窯で焼いた時に火の持っている力に負うところが大きいのです。作り手は、こうした土や窯の力を最大限に引き出すコーディネーターのようなものではないでしょうか。1土、2窯、3作意と言われるように、素材を生かし、自然のままに、表現することを常に心においています。
作り手は心が大切
自分の修練として、古い時代からの秀作を手本にして作陶をしてきました。このようなことを続けていると、古の名人の心の大さが少しずつ理解できるようになります。作り手というのはなによりも心が大切なのだということが、痛いほどわかってきます。ある意味では、作品とは作家そのものです。作家の心の状態を映し出す鏡のようなものです。
心を磨きながら、自分独自のものが生み出せるのであれば、こんな幸せなことはありません。
本物の作品力
作り手がプロからみても、ちゃんとした仕事をして、心をこめて作った手作りの作品と、大量生産の工業製品のものとは、本当はとてつもなく大きな隔たりがあるのですが、それを評価する側は、よほど突出した「作品力」がないかぎり、この両者の区別がなかなかつけられません。これは、まだ、それらの作品に突出した力が備わっていないからです。こうした評価の難しさの中でも、「いい作品だ」とだれもが思っていただける本当に力を持った作品をつくりたいと思っています。
東木宏充 邂逅
東木宏充(ひがしきひろみつ)
〒923-0053
石川県小松市河田町ソ−185
石川県小松市河田町に生まれる
愛知県瀬戸にて窯業の基礎を学ぶ
京都にて日展評議員川尻一寛先生に入門を許され陶技を学ぶ
第二十五回日本現代工芸美術展初出品入選
ベルギー王国にて開催するユーロパリアジャパンに日本の焼物を代表し参加実演
日本工芸会会員、微妙会代表
宮川哲爾先生に師事茶陶、陶技を学ぶ
第三十二回日本現代工芸美術展再出品(以降現在まで連続入選)
石川県現代美術展初出品以降連続入選 次賞
北国賞 佳作賞受賞
第三十六回日本現代工芸美術展小松展 議会議長賞受賞
第二十九回 日展入選以降 第三十回、第三十一回、第三十六回、第三十九回入選
香林坊大和にて個展、以降各地にて開催
第四十三回日本現代工芸石川展
テレビ金沢局長賞受賞
日展作家
日本現代工芸美術家協会本会員
石川県陶芸協会会員
小松美術家協会会員
伝統工芸士
四代九谷妙須晃山

■注意
・注文生産のため、ご注文をいただいてからお届けするまで1ヶ月かかります。
・一品一品すべて手づくり・手描きのため、多少の寸法・色の違いにつきましてはご容赦ください。
・ご使用なさる時はぬるま湯に浸し、素地に十分水分を含ませてからご使用ください。なお、お片づけの際は、十分乾燥させてください。乾燥が不十分だとカビが生えていまう場合があります。
・直火、電子レンジ、オーブン等での使用はしないでください。
・タワシ、みがき粉、食器洗浄機、乾燥機等の使用は避けてください。

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