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人間国宝・木村雨山の卓布シリーズ あやめ(綿)

格調高い加賀友禅・雨山デザインの卓布
卓布使用イメージ加賀友禅の人間国宝・木村雨山の卓布シリーズは、何気なく生活の潤いを汲み取っていただける風格のインテリアグッズです。応接間など来客用の卓布として、皆様から広く愛用されています。
一見、加賀友禅らしく見えないのが、独自の芸術的境地を開いた人間国宝・木村雨山の作風。
図柄は、おしどり(正絹)、おしどり(綿)、あやめ(正絹・綿の二種)、きじ(正絹)の5種類を用意していますが、これらの作品も、絵画的なぼかしを採り入れた作風が特色の加賀友禅に新風を吹き込んだいきいきとした個性豊かな描写で、力強ささえ感じるデザインに仕上がっています。
格調高い雨山デザインの卓布は、記念品やお祝い品として贈る人のセンスを感じさせる、こだわりの逸品です。
人間国宝・木村雨山
加賀友禅で唯一国宝になった作家・木村雨山は明治24年に石川県金沢市に生まれました。石川県立工業補習学校自在画図案科卒業後、上村(うえむら)松太郎のもとで加賀友禅を修行。およそ20年間の修行を経て友禅染の技法を習得しました。この間に大西金陽(おおにしきんよう)から日本画を学び、雨山の作品に巧みに表現されている日本画の技法の基本は、この時期に完成されました。
雨山は、「職人といえども、自分の作ったものがどの程度であるか世に問うべき」という前向きな考えを持っていたため、当時の帝展、文展、日展などの展覧会に積極的に出品し高い評価を集め、染色作家として不動の地位を確立しました。こうした、活動が認められ、1955年には、重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受けました。
加賀友禅は絵画的なぼかしを採り入れた作風が特色ですが、雨山は写生による図案を基本とし、日本画の技法を駆使して日本の伝統的な美意識である大和絵装飾画の意匠構成に、柔軟な感受性を加え独自の芸術的境地を開き、優雅でみずみずしい新境地を拓く個性豊かな作品を世に送り出してきました。
加賀友禅について
加賀友禅とは、金沢において、江戸時代前期までに完成された「加賀染」という染色技法を基に宮崎友禅斉が藩の御用紺屋の太郎田屋と協力して模様染をおこなったのが始まりと伝えられ、300年有余年の伝統を誇っています。
加賀友禅の特徴は、五彩といわれる藍、臙脂、黄土、草、古代紫を基調色とし、模様の外側から内側へぼかしを入れる技法が用いられるところにあります。
その丹念な手作りの伝統は、現在も脈打っており、絢爛優美な気品は、京友禅と共に日本のきものの美を遺憾なく発揮、今日地元金沢はもちろん、全国各地の人々に愛されています。
木村 雨山 略歴
木村雨山(きむらうざん)
明治24年2月21日-昭和52年5月9日(1891-1977)
金沢市生まれ、本名木村文二(きむら・ぶんじ)。
石川県立工業補習学校自在画図案科卒業
上村(うえむら)松太郎のもとで加賀友禅を修行。
昭和9年(1934)帝展特選、12年(1937)パリ万国博覧会銀賞。
29年(1954)第1回日本伝統工芸展に出品以来、同展で活躍。
30年(1955)日本工芸会理事就任。51年(1976)勲三等瑞宝章。
■注意
・洗濯する際にはドライクリーニングでお願いいたします。

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